ミナミヌマエビ(甲殻類十脚目・ヌマエビ科)
 
 

 『ミナミヌマエビ』は、体長(たいちょう)30㎜くらい。(かわ)湖沼(こしょう)用水路(ようすいろ)などにすんでいます。小型(こがた)のエビです。

5(つい)歩脚(ほきゃく)(みじか)く、このうち(まえ)の2(つい)先端(せんたん)には(ちい)さなはさみがあります。
背中(せなか)のまん(なか)には(しろ)っぽい(ふと)(せん)()まであり、(せん)をはさむように「(はち)」の字型(じかた)縞模様(しまもよう)があります。

オスのほうは体長(たいちょう)20㎜くらいで、メスより(すこ)(ちい)さいそうです。

 流(なが)れの(ゆる)やかな(かわ)(いけ)の、水草(みずくさ)(おお)(ところ)にいます。
 産卵(さんらん)淡水中(たんすいちゅう)(おこな)い、一生(いっしょう)淡水域(たんすいいき)()ごします。
 寿命(じゅみょう)(やく)1(ねん)だそうです。

 雑食性(ざっしょくせい)で、生物(せいぶつ)死骸(しがい)藻類(そうるい)など(なん)でも()べます。()きた小動物(しょうどうぶつ)(おそ)うことはないそうです。

 産卵(さんらん)(はる)(なつ)繁殖(はんしょく)し、メスは1㎜ほどの(たまご)を40~130()ほど()みます。



分布(ぶんぷ)本州南部(ほんしゅうなんぶ)静岡県焼津市(しずおかけんやいづし)より西(にし)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)(ほか)韓国(かんこく)台湾(たいわん)中国(ちゅうごく)にもいるそうです。
  


指標生物(しひょうせいぶつ)による水質判定(すいしつはんてい)】: 指標生物外(しひょうせいぶつがい)環境省(かんきょうしょう)) ・ 指標生物以外(しひょうせいぶついがい)(熊本県)

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